『反捕鯨団体シーシェパード創立者ポール・ワトソンをプロファイリングしてみた①』藤井実彦

不覚にも最初の10分はテキサス親父さんの渾身のギャグで笑いっぱなしでありました事、司会として深くお詫び申し上げますm(_ _ )m

シーシェパードという団体は1977年にカナダで出来た、環境保護団体です。

この小さな団体が後に世界を舞台にエコテロリストとして活動をすることになるのです。

その代表が、ポール・フランクリン・ワトソン。 テキサス親父さんと1才違いのこの彼が、日本を相手に被害者ビジネスを行っています。

シーシェパードの行動はよく、反捕鯨活動というくくりで紹介されます。

クジラ漁を世界中で邪魔しており、その資金源はドネーション、いわゆる寄付によっています。彼らの2013年のドネーションは1500万ドル、日本円にして16億円。

彼らに一体誰がいつ、寄付行為を行っているのでしょうか?

その鍵を握るのが、日本の捕鯨活動、いるか漁への妨害工作をネットで拡散する、という手法によるものなのです。

特にニュージーランドやオーストラリアの南側、南氷洋での日本の捕鯨船への船での妨害工作は、アメリカの人気番組「ホエール・ウォーズ」として映像として全世界に流れた事から、寄付が急激に集まったとされています。

実際に放送開始の2007年くらいから一気に寄付の金額が増えているのがデータを見てもわかります。

さらに和歌山県太地町でのシーシェパードの漁民へのイルカ漁妨害工作は熾烈を極め、それがネットで拡散される事で、ドネーションにつながっているという経緯があるのです。

ポールワトソンが一体この40年近く何を行っていたかを見る事で、私はこのシーシェパードの本質に迫ろうと思い、今回の番組を制作致しました。

『反捕鯨団体シーシェパード創立者ポール・ワトソンをプロファイリングしてみた①』藤井実彦