記事によると、シンガポールで馬台湾国家主席と会談を行った同時期に、シンガポール大学にて、上記のようなコメントをしたという。

南シナ海は古来より、中国の領土であると改めて主張した。同海の主権を守るのは領土の統治権の問題であるとも強調した。領有権論争については他の当事国との間で解決するとの考えも示した。

習主席の発言内容は、中国政府がこれまで南シナ海の主権保持を正当化するのに用いてきた主張に沿ったものとなっている。

同主席は講演で、南シナ海で航行や飛行の自由に問題は起きなかったとし、今後も発生しないと言明。中国は航行の自由を最も必要としている国であるとも述べた。

この発言を素直に読み解けば

「南シナ海は絶対に中国が覇権を握ります。何か文句ありますか？」

「スプラトリー諸島はベトナムとか、フィリピンが主権を主張しているので、その関係国とのみ、アメとムチの恫喝外交で解決しますわ。アメリカさんは関係ないでしょ」

と言ったことになる。

確かに、主権は主張し、それに対抗しアメリカが仮に２０年間この周りを航行していたとしても、ここを米国が通らなくなった瞬間に全ての体制を整えれば、大丈夫ですから、という息の長い戦略を考えているのでしょう。

着々と布石は打っているのが、中国式・・・・

まぁ、オバマさんが中国が基地を作る前にやるべき恫喝をやらなかったから、こんなことになったんですよね。

この責任は、相当重いですよね。

中国だけを責められない感じを、このニュースから受けてしまいました。

いまさら遅いっちゅうねん！！

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