おフランスから本日夕方戻って来ました。
論破プロジェクト代表の藤井です。
大変色々な反応があった1週間でしたが、私にとってはほぼ想定内でございました。とても充実した、人間関係にも大変恵まれた、奇跡的な旅行でもありました。
あまりにも今回関わってくださった方達が格好良過ぎ、それこそマンガになるぐらいご活躍された事を、言いたいが、しかし言えないもどかしさに、口元がモゴモゴしてしまいます(笑)
ご批判もあろう事かと思いますが、誰かがやらなければ、この問題が政府を巻き込む動きにすらならなかったように感じており、
「ぜひ気づいていたなら、他の方がやっていただいても構わなかったんだけどなぁ」とも思っております。
是非ご批判がある方は次回はこのような事案が発生したら先便を付け、アクション、リアクションをしていただければと考えております。
特に若い方、大歓迎です。超応援致します。
ただ他国の政府相手に個人で戦うのは結構キツいのも事実です。
ネットで言論を張るのであればまだ敵は集中攻撃してきませんし、ご本人は痛快かもしれません。
しかし、リアクションを起こし、目に見える形でアクションをしてメディアで表に出始めると、それだけで多くの方達は離れていきました。
「私と関係があるような事は今後一切言わないで欲しい」
「名前は今後一切出されたら困ります!!」
「自分の団体を護る為に後援から外して欲しい!!」
それは確かにそうなんです。
私は確かに
「フランスのアングレームマンガフェスティバルで日本の正しい歴史観に則った慰安婦問題のマンガを製作しコンペに出し、さらに100本のマンガを集め、出展する」
という事の為に多くの方達にご支援を頂いていたのですからね。
それ以上のアクションをこちらが行った事で、
「行き過ぎた行為には問題があり、自分の所は責任を持てない」
と考える事もわからないわけではありませんよね。
しかし、相手は韓国政府です。
相手は韓国政府と結託したアングレームマンガフェスティバルの組織です。
どんな手段を使ってくるのか、一体だれがわかるでしょうか?
それほど全ての相手側の戦略が見えていた方がおられたでしょうか?
少なくとも、私は今回の結果に関しては、予測した上でリアクションをしておりましたし、それ以上の緻密な戦略を持ってご意見を頂いた方は、私が知る限り数名でした。
韓国側が闘いを挑んでくるか、主催者側が闘いを挑んでくるかの違いはありましたが、私としてはある程度本来私自身が考えていた結果の通りになったように感じております。
私は1972年生まれなのですが、女子プロレスが私の小学生の頃は結構流行っておりまして、確か月曜日の夜七時のゴールデンに東京の場合ですがフジテレビでやっていました。
当時は大人気の女子プロレスですが、いつも不思議な事がありました。
公平中立であるはずのリングの中のレフェリーが、極悪同盟という悪役のことをえこひいきしているのです(笑)
カウントをわざと遅らせたり、クラッシュギャルズという正義のヒロイン達を竹刀で叩いてみたりwww.
wikipediaではこう書いてあります。
「人気絶頂だったクラッシュギャルズとの抗争は、容赦ない凶器攻撃(一斗缶やヌンチャクによる殴打、チェーンでのチョーク、竹刀を用いたキャメルクラッチ等)による派手な流血、負傷箇所の狙い打ち、極悪レフェリー阿部四郎の不公正なジャッジ、そして独特のパンク・ファッションによって、女子プロレスが社会現象になる程の注目を浴び、男性プロレスマニアにも新たな客層を広げることに貢献した。」
そうそう!!阿部四郎だ!! 思い出した!!
なんかね、今回のアングレームマンガフェスティバルはこの構図が8月14日のニュースの最初から見えていた訳ですよね。
そこにね、正直立ち入る隙なんか一ミリもなかったはずなんですよね、韓国政府と主催者側との関係性において。
そこにどうやって楔を打ち込み、日本の皆様にこの事象を知っていただき、マスコミに話題にしていただき、日本政府がこの件に対応し、現地に外務省が張り付き、現地にマスコミが行き日本でテレビ雑誌、週刊誌でニュースになり、さらに現地でも大きな話題を得てフランス国内メディアにも正しい歴史を考えるきっかけを与えられるか・・・・・
これを一連の考えに基づいてアクションしていたのが論破プロジェクトでありました。
国内でもいろいろなご意見もありましょう。
フランスの国内の世論はこういったものだ、と訳知り顔で批判する方達もおられましょう。
それはまた、結構です。自由にどしどしご批判いただきたいと思います。
ただ、この女子プロレスの極悪同盟の予定調和に対して、どのようにアクションするかが、女子プロレスのストーリーの面白さでもある訳ですね。
最後はクラッシュギャルズが勝つ、そのためにこの極悪同盟が存在している訳です。
これは女子プロにおける基本なのですね。
アクションに対してリアクションがある。
今回の論破プロジェクトはそのような方向性を考えながら、行わせていただきました。
少なくとも、誰かがこの問題はリアクションする必要がありました。
誰がやるべきだったのでしょうか?
本来は韓国政府が相手であれば、日本政府がカウンターパートである訳です。
しかし日本政府は従来の公式見解がある為、自由に反論をすることができないのです。
この公式見解が変わらない限り、我々リアクションする人間は、後ろから鉄砲を撃たれた様な錯覚に陥るのです。
今回も恐らく日本外務省とアングレームマンガフェスティバルは何度も話し合いの場を持っていたと思います。
イベント開催時もですね。
しかし、主催者側は
「論破プロジェクトの意見は日本政府の考え方とは違い極右の考え方なのだから、やはり奴らは異端であり、排除すべき存在だ、」という考えでありました。
そこに対して日本政府が正式に対応する事は恐らくできなかったと私も思います。
主催者側は日本政府と論破プロジェクトとの分断工作が成功したと思われたに違いありません。
そこを責める訳ではありません。
しかし限界がある訳ですね。護りたくても護りにいけない高い壁が存在している訳です。
我々と政府の前には。
それを私は、リアクションをしたものとして、痛いほど感じました。
この壁をどうやって乗り越え、壁の上に立上がり、ハンマーで叩き壊す事ができるか。
しかし、ベルリンの壁の崩壊には、私たち論破プロジェクトだけでは不十分なのです。
このフランスのマンガフェスタにおける行為だけでは足りないのです。
多くの皆様が声なき声をあげ、マスコミに意見を言い、日本全国で燎原の火のごとく正しい日本の歴史を世界に発信したいという流れがおきてこなければ、日本の明日はないのです。
なぜこのようなアクションを日本国民全員がしなければいけないのか、皆さんは本当にわかっているでしょうか?
なぜ仕事もほぼ無くしてまでもこのようなプロジェクトを行おうとしているかを、考えた事があるでしょうか?
ある特定の団体との密接な関係が取りざたされる雑誌もありましたが、冗談ではありません!
そんなに組織団体と密接なら、こんなに思いっきり苦労しないですよ(笑)一緒に今回フランスに行ったメンバーはわかっていると思いますが、本当にほぼ1人でやっていたんです。翻訳の部分でちょっと関わっていただいただけなんです。
超赤字なんです。
いざとなったら関係解消をされた方達は確かにいました。しかしそれは責めません。何度も言いますが、それは組織を護る為に仕方の無い事です。
しかし何故このような事を、戦争も知らない私たちの世代がやらなければいけないのでしょうか?
1人になってもやらなければならないのでしょうか?
私が感じている緊張感を感じている方がどれくらいおられるでしょうか?
私たちの世代がやるべき事は、この日本という国を護り抜く事であり、
この国体を護るということであり、
そしてこの素晴らしい日本の文化を正しく世界に知って欲しい、
ということなんです。
私たちの愛する子供達の為に、素晴らしい日本を残し、誇りを持って生きていって欲しいと心の底から願うからです。
しかし周りの国を見ると、その日本の国体を脅かす国家が台頭し、その虎の威を借る狐のような国家があり、一国丸ごとテロリストの様な国家があるのです。
この事に危機感を感じているからこそ、私たちの世代は戦う必要があるのです。
この状況で数年後日本を取り巻く状況がどうなる可能性があるのか、シミュレーションしたら、今やるべきことがどんな事なのかを、頭がいい日本人であればわかるはずなんです。
今、自衛隊に入隊する若者が増えていると聞いています。
それはとても素晴らしい事だと私は思います。
4大を出て、幹部候補生になろうとしている若者が、入隊者の半分だという報道番組を以前ありましたよね。
凄い事なんですよ。これは変わってきた、ということなんです。
しかしなぜ、我々の世代がこのような事をしなければいけないのでしょうか?
それは、大変言いにくい事ですが、我々の親の世代がさぼっていたからなのです。
自分たちの生活さえ良くなれば国体なんてどうでも良い、朝日新聞の論調の様な国益に反した考え方であったとしても、自分たちの日々の生活が良ければそんな、言論なんて関係ないよ、と考える方達が大多数を占めているからなのです。
今もね。
戦争の世代の方達は悪の権化であり、自分たちはその子供のひどい人間だから、一国平和主義こそ世界に誇る素晴らしい日本の国体である、と考える我々の親の世代がまだまだ多いからなのです。
世界に向かってとりあえず謝っておけば丸く収まると考える世代が我々の親の世代だと間違いなく、私は思います。
戦後復興に際して、経済にフォーカスだけして急激な発展を遂げる事で日本は世界のトップに返り咲きました。
ですから思想や国体の事を考える事なく集中戦略を取った日本の経済人、政治家を責めるつもりも私は正直ありません。
私もきっと、親の世代であれば、同じ事をしたかもしれないからです。あれもこれもはできないですからね。
マスコミのトップの方達は恐らくまだまだそのような方達が大多数を占めているのでしょう。
それはしかし、世論が変わってくれば、彼らも変わらざるを得ないのです。
そして周りの国の状況に問題が生じた時には、マスコミこそ先頭になって国益を護る闘いをする必要があるべき存在だと、私は思います。
実は我々の世代のマスコミの方達はその事に実は気づきはじめていると私は思います。
彼らの考え方は、私たちと大変近いと思っています。
言論戦で私たちは戦うのが一番大切です。それが論破プロジェクトの使命だと思っています。
日本という素晴らしい国を守り抜く為に、論破プロジェクトが活動を辞める事はありません。
共に戦う皆様が、たくさんたくさん増えてくる事を心の底から願い、駄文ではございますが、筆を納めさせていただきます。
このロンパプロジェクトには5段階スライド方式の発展段階があり、その第一歩、かつ第一弾がこのマンガフェスタでした。
次回をお楽しみに。
いつも応援をしてくださる皆様、本当に本当に感謝です。
皆様の暖かいメッセージが、私のアクションを支えています。
今回は本当に、ありがとうございましたm(_ _)m