【阿比留瑠比の極言御免】 韓国学者起訴を招いた河野談話 「善意」のはずが韓国内までも縛るとは…

産経新聞から

【阿比留瑠比の極言御免】
韓国学者起訴を招いた河野談話 「善意」のはずが韓国内までも縛るとは…

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この記事は、最近韓国の大学教授が日本軍が大東亜戦争当時、慰安婦強制連行を否定したことを韓国検察が名誉毀損で訴えた件の阿比留記者のご意見です。

韓国のソウル東部地検が18日、著書の学術書で朝鮮半島での慰安婦強制連行を否定した世宗大の朴裕河教授を、名誉毀損の罪で在宅起訴した問題が波紋を広げている。日頃は慰安婦問題で産経新聞とは論調が異なる新聞も社説で「歴史研究への介入憂う」(毎日新聞)、「韓国の自由の危機だ」(朝日新聞)などと懸念を表明した。

この事件に関して阿比留氏は

 こと慰安婦問題をめぐっては、自由な学術的研究や発表も許されないという韓国の現状は異様である。まさに「歴史研究を妨げる不当な起訴」(産経新聞「主張」)というほかない。

と言っている。

 

そして、

河野談話は、結果として検察当局が一研究者を罪に陥れるための道具・材料として利用されたのである。

今回の朴氏の在宅起訴により、韓国の他の研究者の歴史研究や、ジャーナリストらの事実発掘や発表が封じられかねない。河野談話は、事実関係に基づく日韓の相互理解を遠ざけ、話し合いの余地を狭めた。

政治が浅薄な知識・見識や幼稚な「善意」で歴史をもてあそぶと、ろくなことにならない-。

と結んでいる。

うーーん、河野談話は、結局政治的な金泳三韓国大統領との密約に基づいて作成されてわけですね。

それが20年以上経った今も自国の大学教授を貶める武器として、自傷的に使われることに戦慄を覚えますね。

歴史問題を政治に絡めたとき、そこにプロパガンダを助長する動きが生まれ、そして、どちらが正しいか否か、という歴史の政治利用化が始まるのですね。

中国で最も歴史書としての評価が高いのは、司馬遷の史書と言われています。

しかし、この史書とういうのは、できるだけ政治権力の外に歴史をおいて、淡々と歴史を論じるという手法が評価されているのですね。

それがもう、2200年近く前です。

その頃から全く進歩のない歴史問題の政治利用化、というのはもはややめていただきたいですね。

韓国って、ホント、進歩ないわぁwwww

以上です。
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