産経新聞の記事によると、渋谷ハチ公前で、18日、SEALDsと共産党などの政党が集まって、集会が行われた。
これはすでに告知されていたことではあるが、実際の動員が功を奏したのか、大変な盛り上がりを見せたという。
SEALDs「安保法、許せない」 成立1カ月、渋谷ハチ公前で集会…野党議員も登壇
http://www.sankei.com/politics/news/151018/plt1510180018-n1.html
記事によると
参加者は「安保法と安倍首相のやり方を許すわけにはいかない」と法の廃止を訴えた。
ハチ公前は身動きをするのも難しいほどに。京都市から駆け付けてスピーチした同志社大2年の斉藤凛さん(19)は、戦後の平和は多くの先人の意思で成り立ってきたと指摘。「70年間少しずつ前進してきた道は、何歩か後退したかもしれない。でも憲法とそこに書かれた理念を諦めることはできない」と声を張り上げた。
民主、共産、維新など野党各党の国会議員も登壇。参加者からは、来年夏の参院選で野党が選挙協力をするよう「共闘、共闘」と手拍子が湧き起こった。
しかし写真をよく見ると、どう見ても若者の姿がなかなか見つからないという自体に遭遇した。
「ウォーリーを探せ」ではないが、若者を探す方が難しい感じがしたのは私だけだろうか?
あれ、あのおばさんのタオルの巻き方は堂にいっているなぁ、とか
あのおじさん、絶対70年安保の時いただろうなぁ、とか
あの人はお金もらってそう・・・とか
写真一枚でだいぶ楽しませていただきました。
もしかすると別の角度から見ると、若者がわんさかいて、渋谷系のラッパー、スチャダラパーさん達と大いに盛り上がっていたのかもしれない。
もしそうであったとしたら、大変申し訳ないが、共産党、民主党、社民党の動員が入り、野党の人達も壇上で話したわけですから、どう考えてもそっち系の方達も全力を振り絞って動員したのは間違いないだろう。
ともあれ、ハフィントンポストでは動画付きで盛り上がった雰囲気の記事が出ており、まだまだSEALDs人気(!?)を全力で利用した選挙活動は、続いているようである。
ガンバレー!!p(^_^)q
先日は共産党の志位和夫委員長が
「自分たちは自衛隊は認める」的な発言をし、野党共闘の機運を作ろうとしていましたが
「政権を担ったとしても、直ちに自衛隊の解消は行わない」〜日本共産党・志位委員長が会見
あのーーー
来年の参議院選挙って、争点は、安保法制じゃないと思いますけどwww
いつまでも安保法制をネタに国会運営をするなんて、自民党ももちろんそんなにアホではないでしょう。
この流れを断ち切る経済政策、消費税関連を争点にするに決まっているのに、なんでそこにターゲットを絞らないんだろう。
強者の戦略というのは、ミート戦略ですから、
前回の衆院選のように、敵政党と争点が変わらないような戦い方をするのがベターだと思われ、ここまで国論を2分する話で真正面から選挙に臨むことはあり得ないことぐらい、素人が考えても分かる話です。
もう一度戦略を練り直したほうが良いと、私は思いますよ。
大体、岡田克也氏のメッセージは想像できます。
「まさか争点が消費税で来るとは、予想していなかった、卑怯だ!!」
来年ももしSEALDsと一緒に野党達がデモをしていたとすれば、
一般市民から見たら
「なんか、古くない・・・・」
と感じると、私は予想します。
世間と感覚がずれてしまっている人達に見えると思いますよ。
政治の流れは早いですし、中国と米国との戦いはすでに水面下をはるかに超えて始まっていますから、
「お花畑でこんにちは的」な思想が、安保法制が通った後でも通用すると思うのは、もう止めた方が良いと思います。
ともあれ、この写真、私には本当に衝撃的でした。
若者がいない若者の集会って・・・
行きたかったなぁ。
ロンパプロジェクト 藤井 実彦